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// Challenge INDEX / 45歳の「西国三十三ヵ所巡礼」 in 2007

45歳の「西国三十三ヵ所巡礼」 in 2007
大きな災いもなく無事に過ごせた厄年・・・。
感謝の気持ちと未知への可能性を求めて平成18年11月、1冊の朱院帳と共に西国三十三ヵ所巡礼を始めました。
巡礼と言っても特別変わった事ではなく、女房と名所観光やハイキング・・・といった感じでスタート。ホント・・・色々なところへ行きました。そして季節を感じながらの巡礼も今こうして「満願成就」へと・・・。 そんな1年間を思いつくままに書いてみる事にします。



第1番   青岸渡寺(19/11/3)
 一番札所を満願の直前にお参りする事になりました。昨年の大峰奥駈修行での御縁もあり想い出深いお寺です。日帰りドライブは少し過酷でしたが、本宮大社・速玉大社にも行ってきました。

第2番   紀三井寺(19/10/8)
  桜の時期に来たかったのですが残念ながら初秋となりました。231段の石段は結構厳しく、登りきると息が切れるくらいです。楼門前で60年間焼鳥を焼いている親切なお婆ちゃん。美味しかったですよ。

第3番   粉河寺(19/10/8)
  駐車場から続く石畳を進むと、まずは広大な境内にびっくりです。本堂前には国の名勝にも指定されている石庭が広がり圧巻。その本堂も西国札所の中では最大の建物で、非常に印象深いお寺です。

第4番   槇尾寺(19/10/8)
  上醍醐寺の次に険しい山道のお寺です。3回目だという両親も一緒に登ったので1時間近く掛りました。昼食抜きで腹ぺこのまま登り本堂前の境内茶店でうどんを一杯・・・。美味しかったです。

第5番   葛井寺(19/3/25)
  町の真ん中にあるお寺です。駐車場がなくて何度も何度も周囲を走り、やっとの事で駐車。南大門前の葛井餅をお土産に買って帰りました。

第6番   壺阪寺(19/3/4)
  広大な境内に幾つも並ぶ石像や石造レリーフで有名なこのお寺。何度か訪れているのですが、今回は朱院帳の為に本堂だけのお参りとなりました。2007年秋インドから来た壺阪大仏が完成するそうです。

第7番   岡寺(19/3/4)
  明日香・石舞台古墳と万葉文化館との中間地点あたりに位置するお寺です。このあたりも季節を問わず私の大好きな場所です。特に秋の紅葉など見応えがあります。

第8番   長谷寺(19/3/4)
  ボタンの寺として有名なこのお寺。108間399段の階段を登ると、ミニ清水寺・・・といった感じの舞台が広がっています。何度来ても気持ちの良い空気を感じます。

番外    法起院(19/3/4)
  長谷寺の賑やかな参道から少し入ったところにあるお寺です。長谷寺は何度も訪れていますが、法起院は初めてです。しかし・・・山門も本堂も良く見ると小さいながら厳粛な雰囲気漂う良い感じのお寺です。

第9番   興福寺(19/9/9)
  ここは一番身近で訪れる回数の多いお寺です。一言だけ願いを受け入れてくれる一言観音堂や五重塔など大好きなスポットです。つい先日も東金堂前庭で奉納された塔影能を鑑賞してきました。

第10番  三室戸寺(19/1/4)
  市街地から少し離れた所にひっそりと佇む感じのお寺です。花の寺として有名なだけあって、参道にはアジサイやシャクナゲの木々が沢山植わっています。次はシャクナゲの時期に行ってみたいです。

第11番  上醍醐寺(18/11/25)
  巡礼の一番最初に訪れたお寺です。昨年の大峯奥駈修行でも御縁を戴いた役行者さんが祀られてあり、引き寄せられるように紅葉絶景の時期にお参りしました。しかし山道の険しさはbPです。

第12番  岩間寺(19/1/4)
  ぼけ封じにご利益があるといわれる山寺です。いずれ自分もそうなるのか・・・もしくは既になりつつあるのか(笑)・・・定かではありませんが、ぼけない様にと念じてお参りしました。

第13番  石山寺(19/1/4)
  瀬田川沿いの国道に面したお寺で非常に観光地化されています。東大門をくぐり境内を歩き廻ると裏山に紫式部の銅像がありました。ここは紫式部が源氏物語を書き始めた場所なんですね。

第14番  三井寺(19/1/4)
  石山寺と同様に広大な境内のこのお寺は、琵琶湖を一望できる場所に観音     堂が建っています。ピンと張詰めた空気で清々し気持ちになりました。名物の弁慶力餅は懐かし味がしました。

番外    元慶寺(19/5/4)
  このお寺もまた駐車場で苦労した記憶があります。横の田んぼに落ちそうになりながらやっとの事で駐車OKです。本堂前では、満開の素晴らしい藤棚を見る事が出来ました。

第15番  今熊野観音寺(18/12/9)
  山門を過ぎ、どこまで車で行けるの・・・みたいな感覚でどんどん奥までいくと深緑に包まれた空間に出ました。雨が降った寒い日だったので、そこに立つ子守り大師像が印象的です。

第16番  清水寺(19/5/4)
  GW真っ只中だったので駐車場に大変苦労しました。舞台までは二年坂や産寧坂を通り、途中お漬け物の試食を腹一杯戴きました。それにしても舞台からの眺めは何度見ても良いものです。

第17番  六波羅蜜寺(18/12/9)
  道路から見ると、どこかの大使館かな・・・と感じる様な創りになっています。帰りに近所の「幽霊子育て飴」という奇妙な名前の飴を買って帰りました。

第18番  六角堂(18/12/9)
  ビジネス街の真ん中に建つお寺で駐車場が地下になっています。周辺は高層の建物があり、ここだけ異空間みたいな感じで、屋根の形が正6角形になっています。

第19番  革堂(18/12/9)
  車の往来の多い寺町通りに面したところに山門があり、門をくぐると正面に本堂がある小さなお寺です。こうどうさん・・・という通称で知られ、33ヵ所で唯一の尼寺だそうです。

第20番  善峯寺(19/5/4)
  荘厳なたたずまいの山門をくぐると階段があり正面に観音堂があります。そこから広大な境内を歩くと樹齢600年ととされる五葉松が横に40m伸びています。国の天然記念物のようです。

第21番  穴太寺(19/5/4)
  京都市内から京都縦貫自動車を走り亀岡まで行きました。のどかな雰囲気の田園地帯にたたずむお寺です。本堂の前にはちょうどボタンの花が満開で華やかな空気を感じる事が出来ました。

第22番  総持寺(19/1/8)
  少し近代的な感じのお寺・・・といった雰囲気がします。駐車場も完備されていますが山門から入れなかったのは少し残念です。本堂横の建物には西国巡礼グッズが沢山売られていました。

第23番  勝尾寺(19/1/8)
  紅葉で有名なこのお寺も全く観光地化されています。お土産物屋さんとレストランを通り境内に入るといたる所に小さな勝ちダルマが並べてあります。受験を迎える子供たちに小さなダルマを買って帰りました。

第24番  中山寺(19/1/8)
  阪神大震災の影響か・・・色々な施設が整然と建てられてあり、新しさを感じました。本堂前の階段横には安産祈願のお寺らしくエスカレーターまで完備されています。

番外    菩提寺(19/4/30)
  少しうす暗くなった5時前にギリギリ滑り込みセーフ・・・って感じで訪れたのがこのお寺。番外とはどういう意味なのか聞こうとしましたが時間もなく聞きそびれました。

第25番  清水寺(19/4/30)
  山道をかなり登った所に広大な駐車場と朱塗の仁王門が建っています。門をくぐると本堂までは少し歩くのですが満開のシャクナゲを楽しみながらの参拝となりました。

第26番  一乗寺(19/4/30)
  早朝8時前に到着し、タクシーで巡礼しているというおじさんと一緒にお参りしました。172段の石段を登ると重要文化財の本堂は工事中で仮本堂での参拝となりました。

第27番  圓教寺(19/4/30)
  書写山へはロープウェイで登り、そこから徒歩20分で到着です。山岳信仰の道場として開かれた大寺院はダイナミックで特にラストサムライが収録された大講堂は圧巻です。

第28番  成相寺(19/7/16)
  天橋立を真下に見下ろす成相山の中腹に建つお寺です。参拝後、傘松公園からも天橋立ビューランドからも天橋立を楽しみ、美味しいお寿司を食べて帰りました。

第29番  松尾寺(19/7/16)
  天橋立から敦賀方向にしばらく行った青葉山の中腹に建つ修験道のお寺です。農耕や車馬交通の守り神として馬頭観世音菩薩を本尊とし、その本堂は宝形造りという正方形のお堂でした。

第30番  宝厳寺(19/1/3)
  彦根港から船に揺られ湖上に浮かぶ竹生島に到着。「神の住む島」とされ一歩上陸すると何か聖域の雰囲気が漂います。167段の急な石段を登ると雲上の様な場所で一番印象深いお寺です。

第31番  長命寺(19/1/3)
  琵琶湖岸から境内までは808段の石段がある健康長寿を祈願するお寺です。途中まで車で行けたので約100段の石段で勘弁してもらいました。両親に長寿のお守りを買って帰りました。

第32番  観音正寺(19/1/3)
  平成6年、原因不明の出火で焼失した本堂が平成16年に再建されたばかりのピカピカのお寺です。白檀の香りいっぱいの本堂には珍しい白檀で出来た千手千眼観世音菩薩が奉られていました。

第33番  華厳寺(19/11/18)
  33番札納め・満願のお寺です。本堂の裏にある笈摺堂(おいずるどう)には巡礼者が道中を共にした金剛杖や朱院帳などが所狭しと納められていました。まさに満行した証です。




エピローグ
今振り返ると・・・本当にあっという間の1年でした。
特に無理もせず、自然体で「西国三十三ヵ所巡礼」に取り組んだ結果が、無事満行という結果に繋がったと実感しています。
そしてこの1年間の全ての出来事と全ての人々に感謝・感謝・感謝。
ありがとうございます。




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