竹送り
2004/03/02 (火)
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「春を告げる祈りの行法」東大寺二月堂「修二会」・・・「お水取り」が本年も3月1日から1253年めの歴史を刻み始めました。この日、奈良市内で少しの時間が空いたので、ぶらっと二月堂を訪れてみました。練行衆が本行をされている「参籠宿所」の前には松明(たいまつ)に用いる根付きのまま掘り起こされた真竹が約60本。京都府京田辺市の普賢寺地区にて早朝から掘り起こされ「二月堂竹送り」という行事として、ここ東大寺まで安全祈願の後、運ばれて来るようです。
静かに出番を待っているかの様なその真竹には奉納者の名前が墨で刻まれており、伝統を支える人々の想いに触れた一瞬でありました。
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