五重塔
2005/10/30 (日)
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奈良に秋の深まりを知らせる恒例の行事「正倉院展」
今年のテーマは遊戯具・雅楽関係の遺品など天平の技・材・美を伝える美しい品々が数多く出陳されました。貴重な宝物を充分に満喫したあと、すぐ近くの興福寺の特別拝観をさせて戴くチャンスに恵まれ行ってきました。その中でも天平2年(730年)に創建され、5回の焼失・再建を経て、応永33年(1426年)藤原氏によって再建された五重塔の内部を見せて頂くことが出来ました。塔の中央には直径70cmはあると思われる真柱(芯柱)が一本。以外にも2本継ぎの柱である事も教えて頂きました。
600年近く大地に根を降ろした柱からは、揺るぎない力強さを感じとる事が出来ました。
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