ちり椿
2005/03/20 (日)
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近鉄奈良駅から南に歩いて5分ぐらいの所に、伝香寺という小さなお寺があります。初めて訪れたのですが、筒井順慶法印と筒井氏一族の総菩提寺であると説明を受け、我が街「大和郡山」と非常に関係が深いお寺である事を知りました。
境内には樹齢40年の椿の木が一本。東大寺開山堂の「のりこぼし」・白毫寺の「五色椿」と共に「奈良の三名椿」と呼ばれている「ちり椿」があります。普通、椿の花は咲き終えると花が丸ごと落花するのですが、この椿は色がまだ盛んな時に、桜の花弁のように一枚一枚が散っていくのです。
例年ですとちょうど見頃らしいのですが、今年は残念ながら花はちらほら・・・。
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